みんなちがって、みんないい。

今月は、詩人 金子みすゞさんの詩をテーマにしています。

前回も紹介した中田喜直先生作曲による「ほしとたんぽぽ」に、今回紹介する「わたしとことりとすずと」という金子みすゞさんの詩が出てきます。

「お空は飛べない」「地面は走れない」「きれいな音は出ない」「たくさんな唄は知らない」と、わたしができないこと、知らないことをたくさん挙げています。

この曲をはじめて演奏した時に、先生から、「人は、生まれたときは何もできず、何もしらない。でも、成長の中で、いろんなことを身につけていく。そして、いつの間にか、できない人、知らない人を差別してしまいがちになるけれど、もともと私もできなかった、しらなかった。できる喜び、知る喜びを歌える人になってほしいな」ということを言われて、私の楽譜にはそのときの先生の言葉のメモが残っています。

たまにこの曲を口ずさみ、「できるようになる喜び、知る喜び」が伝わる演奏だけでなく、そういう場を作りたいなぁと思って、この研究会を運営しています。

ところで、この曲を思い出したのは、今年の夏休みに小学生の娘が、読書感想文を書いていた時に、「みんなちがって、みんないい」と書いていたからです。

彼女が読書感想文を書いたのは、ミゲル・ダンコ著『すうがくでせかいを見るの』でした。

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