アートに携わっている人も、新規事業に携わっている人も、そして、サイエンス等に携わっている人も、料理に携わっている人も、すべての何かを作り出すことに携わっている人ならば、誰でも知っていること。
それは、1回では答えは出ないということ。
何度も、何度も、何度も繰り返し考えたり、試したりして、やっと答えが出せるのです。
私は、自分が新規事業や舞台の仕事で行き詰ったときに、必ずこのアインシュタインの言葉を思い出すようにしています。
私は、何ヶ月も何年も考え続ける。
アルベルト・アインシュタイン
99回、その結論は正しくないが、
100回目に正しい答えを出すことができる。
「相対性理論を発表したアインシュタインのような素晴らしい頭を持っている人だって、何年も考え続けて、100回目にやっと正しい答えを出すことができるんですもの。
凡人の私は、何万回とやってやっと答えが出せるんだ。」
この言葉は、上の写真のように、私の手帳に貼り付けてあり、行き詰ったときには必ず見ています。
とはいえ、失敗したりするとめげてしまうもの。
私がパイプオルガンを習っていた時に、著名なオルガニストから教えてもらった失敗に振り回されなくなるテクニックを「アート思考の育て方」のブログの方で近々ご紹介しますね。
戦略・事業開発コンサルタント、声楽家、アート思考研究会代表幹事
イリノイ大学在学中に、世界初のウェブブラウザ―であるNCSA Mosaicプロジェクトに参加後、世界初の音楽ダウンロードサービスやインターネット映画広告サービス等の数多くの新規事業を立ち上げ、インターネット・エンジニアのキャリアを重ねる。ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタント、GE Internationalの戦略・事業開発本部長、日本IBMの事業開発部長を歴任。2012年に独立し、戦略・事業開発コンサルティングを行う会社Leonessaを設立。明治大学サービス創新研究所客員研究員。声楽家としても活躍し、TV朝日「題名のない音楽会」では「奇跡のハイヴォイス」と評される。国際芸術連盟専門家会員。
子どもの不登校をきっかけに、大学で心理学を学び、認定心理士、不登校支援カウンセラー、上級心理カウンセラー、Therapeutic Art Life Coachなどを取得、心のレジリエンスとアート思考の融合を模索中。
著書
- 『ミリオネーゼの仕事術【入門】』
- 『自由に働くための仕事のルール』
- 『自由に働くための出世のルール』
- 『考えながら走る』など多数。