この世にノートとおしゃべりするくらい楽しいことはありません

田村セツコさんだけでなく、以前研究会にご登壇いただいた仰木日向さんなど、いろいろなアーティストの方がたに共通しているのが、メモ魔。

私もアーティストの端くれですが、かなりのメモ魔です。

私は田村セツコさんとはちょっと違って、何にでも書くというよりは、このノートにはこれを書く、このノートにはこれ、と書くものを分けています。でも、紙がないと困ることがあるので、ケータイに入れたり、いつも持っているバッグに超小型のメモ帳をいれてあり、そこに書いたものを毎日書くべきところに貼り付けたり書き直したりして分類しています。

ノートと向き合っていると、セツコさんではありませんが、「あぁ自分ってこんなことに悩んでいたんだなぁ」とか、「これとこれを結びつけるとすっごく面白い演奏会ができそう」とか、「こんなことを考えている人がいるんだ、面白い。いつか会いに行こう」とやりたいことがどんどん増えていって、とっても楽しいです。

原稿を書くときは、私は自分の経験から書籍や記事を書くこともあるので、昔の日記帳や手帳、ノートに戻って、その時のことを思い出しながら、先輩がいったことばやもらったアドバイスなどをまとめていくケースが多いです。『ミリオネーゼの仕事術[入門]』などの本は、ほとんど過去の日記からの抜粋で作りました。

真っ白のノートを自分がピンときた言葉やもので埋めていく。

それが私だけの1冊となり、私の創造力の源になっていると思います。

関連記事

  1. 己の新しき作品のために、自然の法則に目を向けるものは、創造者と協業する…

  2. それでも、「インスピレーション」は、私の横に座って、努力してくれていま…

  3. 創造的な大人とは、生き残った子どものことだ

  4. 星を手に入れようと頑張っても、手に入れることはできないかもしれない。

  5. 発明と発見の歴史から学んだことが一つあるとすれば、それは、長い目で見れ…

  6. あなたは、毎日着るものを選ぶようにあなたの思考も選択すべきです。

  7. 知識の極みのさきには、神秘の世界がある。

  8. 美しいといえない人になんて 今まで会ったことないよ。

2025年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

入会案内

ご入会手続きはこちらから

献本について

献本をご希望の方はこちらへ

Archive

アート思考関連記事のツイート