2022年10月9日に開催した定例研究会「場から未来を描き出す~グラフィックファシリテーションを使った組織開発」のレポートです。
明治大学の阪井和男先生の授業で使われているアンケートフォーマットを使用し、参加者の皆様のご感想を収集しています。今回ご紹介するのは、掲載許可のあった方から、事務局で数名選んで掲載しております。
今回は、山田夏子先生から頂いたご講義中のグラフィックファシリテーションも掲載いたします。
3つの質問
1:[事実としての根拠]得られた新しい知識 ※今回知ったことをまとめます。聞いた言葉を使って「根拠」を明示してください。
2:[自己の振返り]浮かび上がってきた課題 ※自分ごととして「振返り」ます。浮かび上がってきた自分の課題を書いてください。
3:自由記述欄です。ご自由にご記入ください。
- グラフィックファシリテーターは、「見えないものを見える化」して、会社と社員のパーパスを同じ方向にしていくために、触媒のような役割をするのだな。と思いました。
- 触媒は、それ自体で作用するのではなく、他の要素をうまくつなぎ合わせ、化学反応を起こさせる役割を持っていますが、それは、新たな場を作って行くことになるのかな、と考えました。 その中で、自身の唯一性、「自分でなければならない理由」を持てるようにしたいと思います。
- ファシリテータに直接示す解があるわけではない。というお話は目から鱗だったかもしれません。特に山田さんのような立場であれば、問題点が見えてきても、それに対する回答を示すことではなく、問題を見えるようにすることで気づいてもらうこと。ということが大きな前進に資するのではないかと思いました。
(小坂丞治)