2021年12月19日に開催した定例研究会「指揮者とEdTech経営者の目線でみたアート思考」です。
明治大学の阪井和男先生の授業で使われているアンケートフォーマットを使用し、参加者の皆様のご感想を収集しています。今回ご紹介するのは、掲載許可のあった方から、事務局で数名選んで掲載しております。
3つの質問
1: [事実としての根拠]得られた新しい知識 ※今回知ったことをまとめます。聞いた言葉を使って「根拠」を明示してください。
2:[自己の振返り]浮かび上がってきた課題 ※自分ごととして「振返り」ます。浮かび上がってきた自分の課題を書いてください。
3:自由記述欄です。ご自由にご記入ください。
- 悲愴でお互いに聞き合うための第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンの入子構造。
- 聞き合わざるを得ない状況を設計図に埋め込めば、サイロ化しない。組織の横のコミュニケーション促進に応用できそう。
(水野文博)
- 指揮をきれいにし過ぎると、指揮者以外が考えなくなる。これは多くの教育の世界で当てはまるように思います。 対称性と非対称性。だからこれまでは、先生と生徒の間に上下関係ができてしまっていた。 道具を道具と思いすぎ。手段が目的かすることが問題。
- さらに(アート)思考を深め、人間発達科学などの知識を広げて「自分ごととして話せる」ようにすることで、より今の仕事に生かせると改めて思った。
- 貴重な機会をありがとうございました。音楽と人間発達科学分野はとくに関心が高く、また機会をみつけて、アート思考も深めてまいりたいと思います。
(山田香織 ダイキン工業株式会社 コーポーレートコミュニケーション室
事業構想研究所 5期生
つくば和太鼓の会 筑鼓 プレイヤー兼ディレクター)
- 指揮者が楽曲を理解して表現する立場であり、創造していたより自由度が高いことを初めて知りました。
- 自分ごとして理解し、表現することはビジネスで実践もしているつもりでしたが、もっと自由に表現しても良いと感じました。マナーを気にしすぎて止めていることがたくさんありそうなので、少しでも自分の枠を壊してみようと思います。
- 参加する前に想像していたより、ずっと得るものが大きかった内容でした。参加できて本当に良かったです。 (小片 隆久(日本電通株式会社))