2022年11月3日に開催した定例研究会「定例研究会「ビジネスチャンスは『不』から探す―国算理社思考法というアプローチ」」のレポートです。
明治大学の阪井和男先生の授業で使われているアンケートフォーマットを使用し、参加者の皆様のご感想を収集しています。今回ご紹介するのは、掲載許可のあった方から、事務局で数名選んで掲載しております。
3つの質問
1:[事実としての根拠]得られた新しい知識 ※今回知ったことをまとめます。聞いた言葉を使って「根拠」を明示してください。
2:[自己の振返り]浮かび上がってきた課題 ※自分ごととして「振返り」ます。浮かび上がってきた自分の課題を書いてください。
3:自由記述欄です。ご自由にご記入ください。
- 今回のテーマ-「ビジネスチャンスは『不』から探す―国算理社思考法というアプローチ」-からは内容がイメージできませんでしたが、石川さんのお話を聞いて全く腑落ちしました。 今日の回でも、いろいろと気づきがあり、大変充実した時間でした。 最後の方で考えていたのは、 ・ゼロサム、又は縮小する世界では、1主体の伸びが他主体の縮になる可能性がある。 ・最近はSDGsと言いながら、ホワイトウォッシュのようなものもある。 ・とすれば、自分、又はクライアントの不便などを解消する際に、 直接見えない人や社会に外部不経済を強いるケースが出てくる。 ・しかし、問題意識を持ち、報道に注意していてもそれだけでは知り得ないケースもある。 ・自分が何か変化をさせるときは、その変化の影響がどこまで及ぶか十分に配慮する必要がある。 そしてできれば継続的にチェックしていくのが好ましい。 というようなことでした。
- 「意識せざるもの存在せず。」と言います。従って「見えないもの」は「無いもの」と同じになってしまう。しかし、見えない(場合によって見ていない)ものが、実際に無いわけではないことが多い。 何かあることをすることによって、便利なモノやサービスを作り出すことができるとき、それが他の人にとって、少なくとも不経済にならないかどうか。を常に意識しておきたいと思います。 「アボカドが健康に良い。」というとき、アボカドを生産する人々や産地のことも考えらえるように想像力を働かせていきたいと思います。
- いつも刺激的で示唆に富んだ時間と対話をありがとうございます。
(小坂丞治)