4月は、以前アナウンスをしていたように、イラストレーターの田村セツコさんのお言葉です。
田村セツコさんは、5月のアート思考研究会の特別研究会にご登壇予定です。
80歳を過ぎても現役のイラストレーターで、最近は数多くのエッセイ本も出されている田村セツコさんは、本当に素敵なおばあちゃまで、私もこんな風に歳を重ねたい!と思っています。
セツコさんに何度かお会いしているのですが、お会いするたびに、チャーミングなお人柄にどんどん引き込まれていきます。また、60年のキャリアの中で、創造し続けるその姿勢にも感銘を受けています。私は子どもの頃から、セツコ派でしたが、大人になってセツコさんご自身に出逢えて、本当にうれしいです。
今月ご紹介するセツコさんの言葉は、セツコさんのご著書、『孤独を楽しむ本』からのご紹介がメインです。
本に出てくるどの言葉もとっても好きなのですが、この「あなたを創るのはあなただけ」という言葉、とっても好きで、手帳にメモして持ち歩いています。
私を創るのは私だけ。
私はどんな私を創りたいんだろう。
そこから生まれてくるものはどんなものなんだろう?
この言葉からそんなことを考えてみています。
セツコさんがしているように、私もものすごいメモ魔ですが、そこにメモをするのは、私というフィルターを通して。そこから、全部が私の中には残らず、それでも残るものが私を創っているんだなぁと感じています。
私がなりたい私にもなれる。
この言葉にそんなことも感じ取っています。
5月の研究会もどうぞお楽しみに!
戦略・事業開発コンサルタント、声楽家、アート思考研究会代表幹事
イリノイ大学在学中に、世界初のウェブブラウザ―であるNCSA Mosaicプロジェクトに参加後、世界初の音楽ダウンロードサービスやインターネット映画広告サービス等の数多くの新規事業を立ち上げ、インターネット・エンジニアのキャリアを重ねる。ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタント、GE Internationalの戦略・事業開発本部長、日本IBMの事業開発部長を歴任。2012年に独立し、戦略・事業開発コンサルティングを行う会社Leonessaを設立。明治大学サービス創新研究所客員研究員。声楽家としても活躍し、TV朝日「題名のない音楽会」では「奇跡のハイヴォイス」と評される。国際芸術連盟専門家会員。
子どもの不登校をきっかけに、大学で心理学を学び、認定心理士、不登校支援カウンセラー、上級心理カウンセラー、Therapeutic Art Life Coachなどを取得、心のレジリエンスとアート思考の融合を模索中。
著書
- 『ミリオネーゼの仕事術【入門】』
- 『自由に働くための仕事のルール』
- 『自由に働くための出世のルール』
- 『考えながら走る』など多数。