芽吹きの春ですね。
GWにハーブやお花の種や球根を植えたところ、この温かい気候のせいか、あっという間に芽が出て、これをこの夏育てていくのだなぁと、楽しみにしています。
新しい芽を育てる。
これが人間の一番美しいところ。
山田耕筰
自分自身の中にある芽を育てること、誰かの中にある芽を育てることの大切さを説いている山田耕筰の言葉だと思います。
私は事業開発を専門にしており、企業、特に大企業の中の事業を作っていくことをやってきましたが、その中で大切にしているのは、ビジネスの芽を育てて成長させること。
異分野へのチャレンジは、社内では敬遠されがちですが、流れが変わる瞬間を待ちながら、粛々とプロジェクトを進めていくことは、VUCAと呼ばれる現代において、企業が生き残る上で不可欠なことではないかと思っています。
100年以上続く企業の歴史をたどると、業績がいいときに後のビジネスの芽に投資をして育ててきた企業が少なくありません。
新しい芽を育てる。
創り出す上では、大事な要素だと思います。
戦略・事業開発コンサルタント、声楽家、アート思考研究会代表幹事
イリノイ大学在学中に、世界初のウェブブラウザ―であるNCSA Mosaicプロジェクトに参加後、世界初の音楽ダウンロードサービスやインターネット映画広告サービス等の数多くの新規事業を立ち上げ、インターネット・エンジニアのキャリアを重ねる。ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタント、GE Internationalの戦略・事業開発本部長、日本IBMの事業開発部長を歴任。2012年に独立し、戦略・事業開発コンサルティングを行う会社Leonessaを設立。明治大学サービス創新研究所客員研究員。声楽家としても活躍し、TV朝日「題名のない音楽会」では「奇跡のハイヴォイス」と評される。国際芸術連盟専門家会員。
子どもの不登校をきっかけに、大学で心理学を学び、認定心理士、不登校支援カウンセラー、上級心理カウンセラー、Therapeutic Art Life Coachなどを取得、心のレジリエンスとアート思考の融合を模索中。
著書
- 『ミリオネーゼの仕事術【入門】』
- 『自由に働くための仕事のルール』
- 『自由に働くための出世のルール』
- 『考えながら走る』など多数。