それでも、「インスピレーション」は、私の横に座って、努力してくれています。

私のコンサートにお越しくださったお客様から、「今回のコンサートもとっても斬新だったけれど、インスピレーションはどこからわいてくるの?」とよく聞かれます。

「毎日、自分が作り続けたい、歌い続けたいと思いながら、きちんと生活をしていると、空から突然降ってくるんです。私はそれが降ってくるまで、降ってくる日を信じて待ち続けて、降ってきたときに、ちゃんとそれをキャッチできるように、心を研ぎ澄ましているだけなんです」と、私は毎回答えています。

必ず降ってくると私が自分を信じられるのは、「きちんと生活をしている」っていうところに集約されているのですが、いろいろなところにアンテナを張って、面白いといろんなことに興味を持ってみたり、ふれたり、読んだり、経験したりしながら、日々の音楽と向き合い、練習を怠らない。ただそれだけなのですが、自分の興味の振れ幅が大きい時は、インスピレーションが降っているのに、それをキャッチできなかったりするので、キャッチできるように網を張っておくという作業も大切。具体的に何をしているかというと、繰り返し自分の前に出てくるキーワードや感覚のようなものがないか、それをノートに書き留めているのです。

エリザベス・ギルバート著『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』に、今日の言葉が出てくるのですが、私にはすごくしっくりきました。

「インスピレーション」は、ここではない別の世界からやってくるので、言葉もまるっきり違い、理解しあえないときがあります。それでも、「インスピレーション」は私の横に座って、努力してくれています。

BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』 p.248

いつも何かを作り出そうと、自分の横にいてくれる「インスピレーション」。

それを信じることの大切さ。

そのためにちゃんと日々努力していることも大事なのだと、エリザベス・ギルバートの話からも分かります。

インスピレーションが来てくれるために、あなたはどんな毎日を過ごしていますか?

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