自分自身の目で見、自分自身の心で感じる人は、とても少ない。

今月は、物理出身者がなぜか多いアート思考研究会で、よく話題となるアインシュタインからの学びです。代表幹事4人のうちの2人は物理出身。阪井先生は理論物理の領域で博士号を取得され、私も実は大学3年生までは、物理学部に在籍していました。

アインシュタインは、1921年に、光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって、ノーベル物理学賞を受賞した人で、科学の領域で、彼の功績は際立っています。また、優れたバイオリニストでもありました。

そんなアインシュタインの言葉で、私が事業開発をする中で大切にしているのは、この名言です。

自分自身の目で見、自分自身の心で感じる人は、とても少ない。

アルベルト・アインシュタイン

自分の目できちんと見ること。そして、自分の心で感じること。

この2つを押さえないと、いいモノを作りだすことはできないです。

新規事業の現場で、机上だけで議論していても何も作り出すことはできないので、いつもフィールドへ出ていくようにしています。自分の目でみて、「おぉぉぉぉ、これは!?」と感じるもの。そこから、創造性が芽吹いていくのだと思います。

コロナ禍において、出かけていってきちんと見るということは難しくなっていますが、日常の生活シーンの中から似ている部分はないか、それを自分で見つけて、体験して、感じたことをストックしていくと、芽吹く瞬間というのに出会えると思います。

関連記事

  1. 緻密すぎるほど緻密に作って初めて『表現』までいくことができる

  2. 読者は、結局、あなたと一緒に世界を作っているのだ。

  3. 旅路に果てがあるのはいい。しかし結局、大切なのは、旅そのものなのだ。

  4. 朝やけ小やけだ大漁だ…何万のいわしのとむらいするだろう

  5. 芸術に決して完成ということはない。途中で見切りをつけたものがあるだけだ…

  6. 真実とは想像力の所産だ

  7. 言葉はもう十分だ、行動しよう

  8. 創造は人というメディアによって絶え間なく続く。

2025年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

入会案内

ご入会手続きはこちらから

献本について

献本をご希望の方はこちらへ

Archive

アート思考関連記事のツイート