2月は山本寛斎さんの言葉を取り上げます。
ファッションが好きだった母が山本寛斎さんが好きだった時期があり、小さいころから山本寛斎さんについて見聞きすることが多かったからでしょうか。
社会人になり、事業開発を生業とする中で、いつしか山本寛斎さんの言葉を思い浮かべながら、事業を創ることが多くなりました。
エンジニア時代は、自分が欲しいと思うものをただひたすら作っていたのですが、ビジネスを学んでいくうちに、迷いも出てくるときもあります。特に、誰も見たことのない新しいサービスや製品を作っているときには、「これって本当にマーケットがあるんだろうか?」と自問自答したり、上司から聞かれた時には、山本寛斎さんの言葉を思い出します。
未来に前例はない。
山本寛斎
迷ったら新しい道を選べ。
そう、未来に前例はないのです。
新しい道を自分で選ぶ。
そこから未来が作られる。
そう勇気づけてくれる言葉です。
戦略・事業開発コンサルタント、声楽家、アート思考研究会代表幹事
イリノイ大学在学中に、世界初のウェブブラウザ―であるNCSA Mosaicプロジェクトに参加後、世界初の音楽ダウンロードサービスやインターネット映画広告サービス等の数多くの新規事業を立ち上げ、インターネット・エンジニアのキャリアを重ねる。ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタント、GE Internationalの戦略・事業開発本部長、日本IBMの事業開発部長を歴任。2012年に独立し、戦略・事業開発コンサルティングを行う会社Leonessaを設立。明治大学サービス創新研究所客員研究員。声楽家としても活躍し、TV朝日「題名のない音楽会」では「奇跡のハイヴォイス」と評される。国際芸術連盟専門家会員。
子どもの不登校をきっかけに、大学で心理学を学び、認定心理士、不登校支援カウンセラー、上級心理カウンセラー、Therapeutic Art Life Coachなどを取得、心のレジリエンスとアート思考の融合を模索中。
著書
- 『ミリオネーゼの仕事術【入門】』
- 『自由に働くための仕事のルール』
- 『自由に働くための出世のルール』
- 『考えながら走る』など多数。