表面的なフレームワークに流されて組織に導入しようとされる方がいます。その上、それやると売上あがるわけ?とか。。。それって100通りのフレームワークやっも変わらないです。基本的に他力なんです。言われたことばかりやってるとそうなりがちですよね。
アート思考やデザイン思考とかいって講師の話聞いてその通りやったらアート思考というわけではないんです。つまり、方法ではなくてあなたのマインドシフトだったり姿勢だったりするわけです。
だから私もセミナーでは何かを教えてるんじゃなくて、思考の種まき(きっかけ作り)をしてる程度なんです。
答えは自分で考えて出すものです。最終的にはあなた自身で「問い」を発して自分なりの解決のプロセスを何度も経験して、失敗して、納得いくまで自分なりの「答え」を出し続ける。それでやっと新しい価値に近づくんです。
それは科学者や哲学者やアーティストがやっていることです。または起業家のしている事と似ています。右から左へモノを作る作業はAIに任せて自分軸に生きることから始めることが大切です。
どこまで自分を信じられるか
先日、clubhouse聞いてたら芸大の学生が現代美術家の村上隆さんに「どうやったら有名になれるか」みたいなことを聞いたときに。「君がもし天才でなかったらひたすら努力と鍛錬をするしかその答えはない」みたいなことを村上隆さんが言っていました。対価や評価を求める暇があったら自分の魂を注ぎ込めるモノに集中すべきだと言うことだと思います。
「こんな作品作って生きていけるのか?」不安なのはよくわかります。
でも、本物の芸術家は、その不安を超えた人しかなれないんですよね。その為に犠牲を惜しまない覚悟が必要なんだと思います。これはビジネスも一緒だと思います。起業家はこれが本当に売れるのか?成功できるのか?日夜不安と闘いながら失敗と挫折を繰り返し、それでも自分の信じたサービスや商品に魂を注ぐ。
結局最終的にはどこまで自分を信頼できるか?だと思います。とても極端な言い方ですが、本気であれば、一度死ぬギリギリのところまでやったらいいと思います。自分は何度か仕事以外でも死にそうになって、比較的恐れが弱くなりました。イノベーションとか軽々しく口にしますが、それくらいハードコアな物です。だからこそ楽しくできるチームを作りたいし、誰1人取り残さずゴールを迎えたい。リーダーには覚悟と厳しさと優しさが必要だと思います。
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1966年生まれ、日本大学芸術学部 演劇学科卒業。
アート×デザイン思考講師/ トヨタ自動車から内閣府まで新規事業開発専門のフリーエージェントを経て公益代理店 一般社団法人i-baを設立。熊本大学「地方創生とSDGs」/京都芸術大学「縄文からAIまでのアート思考」非常勤講師。地域デザイン学会 参与。FreedomSunset@江ノ島主催。DJ/トランペッター。逗子アートフェスティバル2017・2020プロデューサー。
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