私には特別の才能はない。ただ私は、情熱的に好奇心が旺盛なだけだ。
アルベルト・アインシュタイン
「アインシュタインに言われても説得力ない!」 と言われてしまいそうですけれど、私は子どものころから特別な才能はないけれど、好奇心旺盛で、「そうか! 好奇心さえ絶やさなければ、創造的であり続けられるんだ!」と思っていました。
周囲にいる創造的な人は、常に好奇心旺盛でしたし、その後、イノベーションや創造性の研究をする中でよんだ数多くの論文でも、イノベーションと好奇心の関係性を取り上げていました。
少し前に読んだハーバード大学のフランチェスカ・ジーノ先生が書いた「The Business Case for Curiosity」(日本語訳: 「好奇心を収益向上に結び付ける5つの方法」は非常に示唆深い論文でした。この論文では、好奇心の恩恵、阻害要因、好奇心を解き放つ5つの方法が提示されていました。詳しくは、論文をぜひ読んでみてください。
イノベーションと好奇心には強い関係があるということは、周知の事実です。
皆さんの中にある好奇心を育ててください!
好奇心の育て方については、明日のブログに掲載しますね。
戦略・事業開発コンサルタント、声楽家、アート思考研究会代表幹事
イリノイ大学在学中に、世界初のウェブブラウザ―であるNCSA Mosaicプロジェクトに参加後、世界初の音楽ダウンロードサービスやインターネット映画広告サービス等の数多くの新規事業を立ち上げ、インターネット・エンジニアのキャリアを重ねる。ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタント、GE Internationalの戦略・事業開発本部長、日本IBMの事業開発部長を歴任。2012年に独立し、戦略・事業開発コンサルティングを行う会社Leonessaを設立。明治大学サービス創新研究所客員研究員。声楽家としても活躍し、TV朝日「題名のない音楽会」では「奇跡のハイヴォイス」と評される。国際芸術連盟専門家会員。
子どもの不登校をきっかけに、大学で心理学を学び、認定心理士、不登校支援カウンセラー、上級心理カウンセラー、Therapeutic Art Life Coachなどを取得、心のレジリエンスとアート思考の融合を模索中。
著書
- 『ミリオネーゼの仕事術【入門】』
- 『自由に働くための仕事のルール』
- 『自由に働くための出世のルール』
- 『考えながら走る』など多数。