子供たちという、身近な未来妄想の要素の対極にある世界規模の未来妄想の要素として、例えばイーロン・マスクとザッカーバーグが何を考えているかを妄想の要素にしてみましょう。ここからが妄想です。世界的な富と巨大なインフラ、プラットフォームを手に入れた彼らの共通点は現世に嫌気が差しているのではないか?ということです。とにかく、横槍がいろんなところから入るし、勝手にライバル視する奴らが鎬を削ってくる。
「早いとここのクソみたいな世界からおさらばしたい、、、」かといって人類の歴史を繰り返す様な破壊行為で制圧する様な野暮なことはしないでしょう。その答えは<創造主として別の社会を作る>です。
私が思うに世界創造には3つのフィールドがあります。
1つ目はアウターワールド、つまり地球外です。人類がまだ踏み込んだことがないまっさらな土地、火星です。マスクはこの社会をひっくり返すより、新天地の第一歩を踏みおそらく化石燃料のない火星のエネルギー問題をテスラが解消し0スタートの社会の創造主になることを夢見ているのではないか。。
そして、インターネット。
WEB3言いたいところですが、ザッカーバーグの描く未来はおそらく自立分散型ではないでしょう。単純にオンラインとオフラインでいうオンラインの社会です。今では当たり前になっていますが実際のお店はAmazonの中に吸収され、電話やコミュニケーションはLINEやFacebookに吸収され、生活はメタバースに吸収され、身体はアバターに吸収されます。物理社会は全て情報化されデータとして存在する世界です。ここはまさにザッカーバーグが移行しようとしているMETAの世界です。
最後に行き着くのがインナーワールド、精神の世界です。
ある意味で超能力的な魔術の様な世界です。
超能力事務所で働いていたときに数々の奇跡的な体験を垣間見たのですが、実は超能力と思われたいたことの多くが今日常的に実現しています。昨日友人が何を食べたか知っている。電話機で電車に乗る、さらにはメタバースの世界ではドラえもんのどこでもドアまで実現しています。30年前には想いもよらない現実が生まれています。マクルーハンが予言したしたように人間は身体拡張を続け、足が拡張して車輪になり、中枢神経が電気回路に拡張したように次はテクノロジーによる精神の拡張が起きているということです。
1966年生まれ、日本大学芸術学部 演劇学科卒業。
アート×デザイン思考講師/ トヨタ自動車から内閣府まで新規事業開発専門のフリーエージェントを経て公益代理店 一般社団法人i-baを設立。熊本大学「地方創生とSDGs」/京都芸術大学「縄文からAIまでのアート思考」非常勤講師。地域デザイン学会 参与。FreedomSunset@江ノ島主催。DJ/トランペッター。逗子アートフェスティバル2017・2020プロデューサー。
◆アート×デザイン思考入門と実践
アート思考の入門編と実践編をスキルシェアサイト「ストリートアカデミー」でZOOMによるオンライン開催をしています。
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