2020年第36週 2020年8月30日~9月5日までのアート思考に関連する記事やブログのピックアップです。
2020年8月30日(日)
- blog: 難しいことはどんなに易しく語っても難しい
- blog: 「自分」とは界面での発火なのではないか仮説
2020年8月31日(月)
私がお手伝いした第11回科学技術予測調査が令和2年版の科学技術白書でも大きく取り上げられました。新型コロナパンデミック前に行ったもので、今後with/afterコロナを踏まえたものを検討し、アップデートすることになると思いますが、今の日本を起点に20年後の2040年を考えてみることは、日本が取り組むべき問題について考え・行動するアプローチとしては有効ではないかと思います。プロセスも含めて、未来思考とは何かを考えてみる機会になると思いますので、「20年後」の変化を考えてみたい方は、ぜひご一読ください。
- リセマム「立命館小・正頭先生「子どもの未来が変わる授業」ウェビナー9月」
- Media Innovation Guild「右脳×普遍性から考える…「メディアのイノベーションを生む50の法則」(#04)」
- 日本STEAM教育学会「日本STEM教育学会 第3回年次大会【オンライン開催】のお知らせ(第3報)」
- Forbes JAPAN「現代アートに触れて「資本主義だけじゃない」世界を知る」
- blog: 【保存版】Withコロナ時代に自分のキャリアに武器をつくる「ラーニング・ストラテジーMAP」をつくってみた。
- blog: ベンチャー社長同士の相談と回答をnoteで公開してみた ~ 突き抜けたいと、リスクが怖いの狭間で~
2020年9月1日(火)
- 中美「当たり前だと思っていることを疑い、別のものの見方で探究すること。それが「アート思考」。」
2020年9月2日(水)
- valuepress「京都芸術大学の教授・編集者、後藤繁雄によるアートシンキングと戦略的編集術のコミュニティがスタート」
- ビズジン・アカデミー「“ゼロイチ思考”のための「アート・シンキング」ワークショップ」
- PR TIMES「プログラボ教育事業運営委員会 九州の学校法人福岡自然学園さつき幼稚園内に教室を開校! ~全国48校目、九州初となる幼稚園との連携校~」
- blog: 現代アーティストが読んでおくといいかもしれないマンガまとめ
2020年9月3日(木)
- PR TIMES「一度遊ぶと熱中する、知育玩具のデジタルボード 懐かしいピクセルアートが楽しめる“Divoom PIXEL FACTORY”が登場!」
- 4Gamer.net「[CEDEC 2020]「バーチャルアクターの心理ケアの課題と対応案」をレポート。キャラを演じる心労などバーチャルYouTuberの現状が明らかに」
個人的に考えさせられた記事です。バーチャルYouTuberを生み出すことはとてもクリエイティブなことだと思いますが、それが自分起点でなくなった時点で心理的な負担が生まれるのですね。
片山さん、「自分起点」が問題なのではなく、創造物を自分と切り離して考えられないことが問題なのではないでしょうか。シリアル(連続的)に創造する人たちは、自分自身にフォーカスするのではなく、自分が作り出しているものにフォーカスしています。
- KYOTO STEAM「STEAM THINKING -未来を創るアート 京都からの挑戦 Art × Science GIG」
- blog: 自分の「企画」、自分の「研究」を研ぎ澄ます思考法とは何か?:あなたの「仮想敵」を見つけよ!
- blog: 『場から未来を描き出す』のC・オットー・シャーマー(『U理論』著者)による序文を全文公開します。
2020年9月4日(金)
- CreatorZine「仕事でもオリジナリティを発揮できるのか 自己表現やキャリアの重ねかたについて考える」
- やまとごころ.jp「withコロナの観光業を救う10のキーワード Vol.7「ニューマーケット」を狙う 世界の観光地がとるマーケティング戦略」
- 電ファミニコゲーマー「『リングフィット アドベンチャー』がゲームとフィットネスを両立させたデザインに至るまで。貴重なプロトタイプ映像も公開【CEDEC2020レポート】」
- 慶應MCC 夕学五十講「アートとビジネスの交差点から世界を考える」
慶応大学丸の内キャンパスで秋元雄史先生の講演が行われます。
- @プレス「BBT、「リモート時代に役立つリーダーシップ映像講座シリーズ」第3弾開講に伴い、特別講座を無償提供」
- BCG「ベルガンティ教授に聞く:意味のイノベーションと新時代のリーダーシップ第一回:グローバルでのイノベーション論とリーダーシップのあり方の変化」
古巣のBCGでも「デザイン、アートとリーダーシップの関係性」について取り上げていました。アクセンチュアをはじめ、コンサルティングファームもアート×ビジネスをテーマに取り上げることが増えてきましたね。
- DiscoverJapan「小松美羽をアーティストに開花させた恩人。塩原将志(アート・オフィス・シオバラ代表)~第2章~」
引用したい!と思うフレーズがたくさん出てくる記事です。
「「アートは好きか嫌いでしか判断できない」という声をよく耳にして、私も美術品の最終的な判断は「好き・嫌い」だと思うひとりです。(中略)しかし、好き嫌いの判断は絶対的なことではないとも思っています。(中略)作品をおすすめするときは「なぜ」を大切にするのです。もし、お客さまの美術史や専門的知識が少なくても、まず目の前にある作品が「なぜ」好きなのか、または嫌いなのかを考えるだけでも作品に一歩近付くことができ、理解が深まりより楽しめるようになるからです。」
四半世紀以上ビジネスと芸術の両方の分野に身を置いてきましたが、企業経営において数字のみを見る時代はだいぶ前に終わっており、意思決定する際に自分たちのやっている事業に対してどうありたいのか、好きか嫌いかを問われる場面は多数あり、それを磨くのに、「好き、嫌い」を突き詰めて考える練習をしている経営者は強いなぁと感じています。アートがビジネスに不可欠な時代と言われるようになりましたが、きっとこの辺りにそのヒントがあるのではないでしょうか。
「“アートの本質は人間性の解放と自由な表現にほかならない。作品は個としての人間が作り出す最高の価値を持ったものである。それを求める個としての需要が市場を形成し、 商品としての作品が資産となり、国家的資源と発展していく”」タグチ・アートコレクションのカタログの本文「タグチ・アートコレクションの価値について」(広本伸幸さん著)の中の引用も心に残りました。
2020年9月5日(土)
金沢21世紀美術館で開催中の展覧会「de−sport:芸術によるスポーツの解体と再構築」で行われるトークイベントの紹介です。
- PR TIMES「アート・デザインのオンライン企業研修を新規開講!東京・御茶ノ水で創立65年のデザインアートスクール(OCHABI)が描く力をベースに観察力・思考力・伝達力を向上させるオリジナルプログラムを開発。」
- blog: 富士通の「デザイン思考」!
- blog: 一方向ではなく、双方向〜これからの教育について考えたこと
- blog: SDGs Bar Vol. 3 「SDGs×好きなこと×伝えること」(開催報告)