真実とは想像力の所産だ

あと数日で2021年が終わります。

2021年は、毎週、創造性に関するQuoteをアップしようと、代表幹事の浅井由剛さんと一緒にQuoteを考え、それにあうバナーを作ってもらい、記事を書いてきました。

今年のQuoteの選び方は、私が子どもの頃から経験した「創造」に関する出来事で、先生から言われたことや、上司から言われたことなどを思い出しながら、時に、何十年も前の日記をめくりながら、書き出しました。

そこで気づいたのは、創造性に関することを、小さいころから、いろんな人に言われたり、考えさせられたりしたことでした。自分が育った環境が、創造性を意識させてきたのかもしれないと、そんな風に思い出すことが多かった1年でした。

さて、今年最後のQuoteは、大好きな作家、アーシュラ・K・ル・グィン の『闇の左手』からです。

ヒューゴー賞とネビュラ賞を受賞したこの作品、ジェンダーレスが多く語られた2021年に読みなおすと、新たな発見がある本ではないかと思います。

物語の合間合間の挿話が、想像力を掻き立ててくれます。

ル・グィン自身が、読者がいて物語が完成するといっているだけあって、読者の数だけ、物語が想像されるのではないかと思う作品です。

今日のQuoteの元は、アイが「真実とは想像力の所産」、その後に、「そのいずれもが虚偽ではない、そしてすべては一つの物語なのだ」という言葉があります。

想像力の所産は虚偽でなく、1つの物語なのだということを、読了後深く心に残り、今生きているこの世でも、同じことなのではないだろうかと思うのでした。

最初にこの『闇の左手』を読んだのは、中学生の時で、その後高校で国語の先生が夏休みの推薦図書にしたこともあり、高校時代に読み直し、20代、30代、40代と節目節目で読みなおしているこの作品。

読むたびに、想像することが創造につながっていくのだと私は10代の頃からこの本に気づかされていたのだと思います。

来年は、「創造につながる想像」をどうやってトレーニングしていったのかについての話などをご紹介していけるといいなぁと思います。

1年間お付き合いいただきありがとうございました!

来年もこのQuoteは続けようと浅井さんと話をしていますので、来年もよろしくお願いします。

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